総合設備エンジニアリング・三光設備株式会社の『受変電設備』関連事業について
Receiving Substation
受変電設備
Business受変電設備について
事業用の発電所で発生する2万V程度の電力は、送電効率を向上させるため27万V～50万Vの超高圧に昇圧され、工場や一般家庭といった需要家に向けて送電されています。この超高圧の電力を工場では7万V～6kVに降圧し、一般家庭では200V・100Vに降圧して利用します。この電力を昇圧・降圧する設備のことを「受変電設備」といいます。
受変電設備には、適切な電力の供給だけではなく、落雷や地絡・短絡事故などが起きた際に、設備を保護して事故を防ぐ役割もあります。つまり、電力の安定的に供給しつつ、安全を守る設備です。
Our strengths当社の強み
確かな技術力で安定した高品質の電力供給をサポート
当社が施工する受変電設備は、電力を昇圧・降圧するための変圧器、大電力を入り切りするための遮断機とこれらの機器や送電線を故障や事故から保護するための装置によって構成され、これらの機器や装置は変電所に設置されます。変電所には送電効率を向上させるため、位相調整装置が置かれることもあります。
この受変電設備により、工場や一般家庭といった需要家は、安定した質の良い電力を利用することができるのです。
Facility受変電設備に関わる設備
受変電設備には、様々な種類があります。それぞれが重要な役割を果たしており、1つでも欠けると電力を安定的に供給できません。
275kV／500kV変電所（GIS、変圧器）
変電所の役割は、発電所で生産した電気を275kVや500kVなど高い電圧へと上げて送電することです。変電所によって、275kVか500kVかが異なります。変圧器やGISと呼ばれるガス絶縁開閉装置を導入しています。
CGPA変圧器（現地コイル組立方式）
超大型の変圧器は、その大きさと重さ故、輸送道路が確保できません。そのような変圧器は工場で一旦組み立てて試験を行った後、鉄心とコイルを分解して現地で組み立てます。このような変圧器をCGPA変圧器といいます。現地においては、工場と同じ環境を確保すべく、移動式クリーンハウス内にて温度や湿度、浮遊塵埃量を管理しながら組み立てます。
給電所
電気の使用量と発電量が同等になるように発電量を調節する施設です。発電量と電気の使用量に大きな差が生じると、周波数や電圧が標準からはずれて工場や一般家庭で使う電気機器に障害をもたらします。給電所は、発電所で生産された電気を安定的に供給するために欠かせません。
